全大学に対する情報開示義務
最近いろいろな分野で「義務化」のキーワードを目にします。その中でも「サステナビリティ情報の開示義務化」はよく知られます。
大学にも開示義務があり、「入学者数」等の 教育情報の公表が義務付けられています。しかし、公表された数値をもとに指導者が解説しなければ、データそのものは受験生にとって役立つ情報にはならないでしょう。
薬学部の情報開示
情報公開という意味では、一般社団法人薬学教育評価機構による情報開示があります。
一般社団法人薬学教育評価機構の活動の目的は、薬学教育機関の教育の質を保証することです。各薬学部が提出した自己点検・評価などの資料をもとに評価して結果を公表します。
重大な問題点がある場合は、再評価が行われますが、指摘を受けた薬学部はこれに対する改善策を提示します。
審査の内容が多く、校数も多いので全薬学部を評価するのに7年程度かかっています。
https://jabpe.or.jp/special/publication.html
(一般社団法人薬学教育評価機構のトップページ https://jabpe.or.jp/index.html)