全学生の成績を伸ばすのは学生の努力と指導者の熱意が必要でしょう。
いずれの薬学部も薬剤師国家試験の合格率については神経を尖らせます。
国試合格率が入試（志願者）に影響すると信じられているからです。
そのため、「○○地域でNo.1」、「○で○%」とアピールする薬学部が多いようです。
各大学の教授や准教授は、学生の理解力を向上させるために努力しておられます。中には研究室の学生の国試合格率を競う薬学部もあるようです。
大学教授は優秀な研究者
小学校から高校まで教員になるには教育者としての指導を受け、試験を受けます。
ところが大学の教員は教育実習などの経験すらありません。教育者というより研究者であり、研究内容に応じて担当教科が決まります。教授は、大学まで優秀な成績を収めてきた方々ですから、理解度の低い学生の「何がわからないのか」が理解できないのかもしれません。
国試予備校の先生の授業を受けた学生たちが、「予備校の先生の授業はわかりやすい」といいます。予備校の先生は研究者ではなく、学生時代に苦労した経験をもとに指導しているのです。このサイトトップのバナー「入学準備特別セット」の教育機関もその一つです。薬学部に入学して理解できるように指導していると言います。入学前に力をつける必要があれば利用するといいと思います。
薬学部の中には、もう少しでストレート国試合格率65%を突破できると感じる大学があります。
実は看護教育でも同様の傾向があり、受験予備校の中に看護学生のための補習コースを用意しているところがあります（Sセミナー）。薬学部在学中に「成績を伸ばしたい」と感じたら国試予備校を利用するのも一つの方法かもしれません。
●ストレート国試合格率50-60%の薬学部
https://yakkei.jp/contents/jiten/25/sy50-60egzm.pdf