6年制薬学科の特色
本学薬学科では、医療の未来を担う薬剤師を養成します。少人数教育や学生相互の学び合い学修、看護学部や地域と連携した授業、基礎教育と臨床教育を融合したカリキュラムなど独自の教育手法で専門知識と医療人マインドを着実に育みます。1年次から学修を徹底的にサポートして主体的に学ぶ姿勢を養う指導体制や、3年次から4つのコースに分かれて将来に向けた実践的スキルを高められるコース制も本学の特徴です。そして6年間を通して多彩な体験・挑戦の機会を提供し、薬剤師に求められる「人に向き合い、連携する能力」を養います。
病院や薬局の実務実習について
特色や取り組み
近畿地区では、薬局施設と病院施設が連携したグループ実習が行われ、後進育成に力を注いでいます。本学も積極的に実習施設と協力し、学生がより充実した環境で実習できるよう取り組んでいます。例えば、原則学生1人に対して、指導担当教員(薬局・病院各1人)とサポート教員(1人)が配置され、きめ細やかな学生支援体制を整えています。また、ふるさと実習も重視しており、卒業後に地元で薬剤師として活躍することができるよう、支援しています。学生のために、より充実した実習環境を整備していますので、安心して学びに集中していただけます。
実務実習を行う・主な病院・診療所名
関西医科大学附属病院、JCHO星ヶ丘医療センター、市立ひらかた病院、国家公務員共済組合連合会枚方公済病院 等 約200カ所
実務実習を行う・主な保険薬局
きららみらい薬局、サエラ薬局、サンプラザ薬局、アカカベ薬局 等 約200カ所 調整機構により実習先を確保
アドバンスト教育
4年次に開講される実践薬学演習では基礎専門科目教員と臨床系教員が共同し、これまでの基礎薬学の知識を臨床に導入する科目横断型の教育を行い、5年次の薬学臨床実習(所謂、実務実習)での学びを豊かにします。その後、6年次に開講している「薬学臨床実習事後演習」では、5年次の薬学臨床実習で修得した内容の定着だけでなく、症例呈示により処方解析能力や臨床的な問題を解決する能力を身に付けられるような教育としています。さらに希望者が履修できる「アドバンスド臨床薬学」では現場の最前線で活躍している医師や薬剤師による講演会を実施し、社会のニーズに合致した薬剤師の育成を目指したプログラムを実施しています。
多職種連携教育の具体的な内容
本学では、看護学部との合同演習として「患者安全」や「患者コミュニケーション」等を開講しています。これらの科目では、薬学部と看護学部の学生が小グループ討論等を通して、臨床課題に対する解決策、患者や医療従事者との関わり方等について実践的に学びます。
多職種連携演習を行う医療施設名
なし
薬剤師国家試験への取組み
卒業生の98.1%が薬剤師国家試験に合格するという、全国トップクラスの合格率を誇る本学部。独自の支援制度がその実績を支えています。6年次では、本学教員による個別指導、ならびにまとめテスト等の実施により国家試験へ向けての基礎学力固めを行います。また、1年次からの専門科目全般の総復習を中心とした「総合薬学演習」を実施し、加えて「国試対策講習会」という集中講義および国家試験本番に即した形式の模擬試験により国家試験に合格できる実力を養成します。
卒業研究
卒業研究については、①研究活動に力を入れたい、②病院や医療について実践的な経験を積みたい、③基礎的な学力を身につけ高度な医療薬学の演習に重点を置きたい、など学生の進路希望や学力レベルに合わせた指導を実施しています。5年次に各研究室に配属し、5、6年次の2年間を通して卒業研究を実施します。研究の内容は、研究室での実験研究を中心に行うもの、医療機関において臨床薬学の研究を行うもの、医薬品情報の収集を中心とした調査研究を行うものに大別されます。本学部では、卒業研究を課題発見・問題解決能力を養う6年制薬学教育の肝と位置づけ、全教員が毎日学生指導を行っています。日本薬学会や日本薬剤学会の優秀賞や奨励賞を受賞した学生もおり、研究活動も活発です。
なお、卒業研究にはルーブリック評価を取り入れており、学生の頑張りを適正に評価できるよう努めています。
大学独自の奨学金
入試ガイドをご参照ください。
https://www.d-pam.com/setsunan/2311752/index.html?tm=1#target/page_no=13
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