明治薬科大学

6年制薬学科の特色

 薬学科の特色は、5年次の本学独自研修カリキュラム「7つのコース実習・演習」+「4つの特別コース」です。国家試験受験に必須の病院および薬局での実務実習(各11週間)の他に、専門的な7つのコース(病院薬学、地域医療、臨床開発、健康薬学、伝統医療薬学、海外医療研修、薬学研究)から将来の進路に即したコースを選択することができます。また、先端医療コース、薬学データ・サイエンスコース、グローバル薬剤師養成コース、感染症薬剤師コースの4つの特別コースも開講します。(4つの特別コースの他、特別研究コースも合わせて開講します)。「将来の目標に合わせて学ぶことが出来る」これが本学薬学科の大きな魅力です。1~3年次の早期体験学習・医療コミュニケーション教育・模擬症例解析学習により、薬物治療に責任を持てる薬剤師を養成します。患者さんの薬物治療の支えとなり、医療の現場で患者さんを直接サポートしていく薬剤師を目指します。

病院や薬局の実務実習について

【特色や取り組み】
 薬剤師を含めた医療スタッフによるチーム医療が展開される「病院」、調剤をはじめとした各種薬剤師業務を担う「薬局」において、それぞれ11週間の実習を行います。

実務実習を行う・主な病院・診療所名

 国立がん研究センター(中央病院、東病院)、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、埼玉医科大学(病院・総合医療センター・国際医療センター)、自治医科大学附属さいたま医療センター、順天堂大学医学部附属(順天堂医院、練馬病院)、聖路加国際病院、東京医科歯科大学病院、東京慈恵会医科大学(附属病院・葛飾医療センター・第三病院・柏病院)、東京女子医科大学(病院・附属足立医療センター)、日本医科大学(付属病院・武蔵小杉病院) 他  100カ所

主な保険薬局

 調整機構により実習先を確保

アドバンスト教育

 6年制薬剤師教育においては5年次に通算5ヶ月間の薬学実務教育が行われますが、本学ではこれに加えて7つ(病院薬学、地域医療(薬局)、臨床開発、伝統医療(漢方医療を含む) 、健康薬学(衛生薬学関係)、海外医療研修、臨床研究)の特別実習コース(選択必修科目)を開講しています。学生は、希望に応じていずれかの特別実習コースを選択します。病院薬学コースと地域医療コースでは薬学実務実習より高度な内容の実習教育を受けます。他のコースを選択した学生は病院や薬局以外の社会の各所における薬剤師の職能を実務実習で経験することにより、卒業後の進路選択に広い視野を持つことができます。さらに、先端医療コース、薬学データ・サイエンスコース、グローバル薬剤師養成コース、感染症薬剤師コースの4つの特別コースの他、特別研究コースも開講(いずれも選択必修科目)し、将来に向けてプラスαの実力を養います。

多職種連携教育の具体的な内容

 本学と日本社会事業大学、国立看護大学校の清瀬市内三大学では、包括連携協定を締結しています。教育・研究・社会貢献・産官学連携に必要な情報の共有を図ると共に、それぞれの大学の特色を生かして、これからの医療・保健・福祉分野の人材育成、社会貢献活動を行います。また防衛医科大学校の医学科、看護学科と本学薬学科の1年生、さらには、同大学校医学科5年生、看護学科3年生と本学薬学科5年生を対象に、本学が提供する双方向授業システムを活用した多職種連携教育(IPE)を実施しています。

多職種連携演習を行う医療施設名

防衛医科大学校 他

薬剤師国家試験への取組み

薬剤師を目指す者にとって、薬剤師国家試験合格は必須条件。薬学部(6年制)卒業生が受験する薬剤師国家試験は、医療の担い手として質の高い薬剤師が求められるという社会的要請を受け、必須問題(90問)、薬学理論問題(105問)、薬学実践問題(150問)が出題されます。本学では国家試験に関連した授業科目(講義・演習・実習)を多数開講するとともに国家試験問題解答・解説書を作成し配布して学生が活用しています。更に6年次後期には国家試験対策講座として総合医療薬学演習を開講し、きめ細かな指導を行なっています。「明薬マイキャスト」では国家試験サポートして、この演習等の収録動画などを提供しています。何回でも繰り返し興味のある点やわからない点を自主的に学習し、より確かに知識を身に付けることができます。

卒業研究

【6年制学科】
 6年制は、4年次に学生全員が研究室に所属し、卒業研究を履修します。研究室での実験・研究、少人数ゼミ等を通じて専門知識・技能を身につけます。また、卒業研究活動・卒研発表を通して、主体性、実効力など積極的に前に踏み出す力を養い、課題を発見し解決する能力、計画力、創造力などの考え抜く力、さらには、プレゼンテーション能力とディスカッション能力等、社会で多様な人々と仕事をしていくために求められる基礎的な力を身につけることができます。

【4年制学科】
 卒業研究の配属研究室の多くは、薬学科(6年制)と生命創薬科学科(4年制)の学生の両方を受け入れています。生命創薬科学科の独自科目として、3年次後期「薬科学総合実習・演習II」をプレ卒業研究と位置づけ、学生は学内研究室の1つに配属されます。そして4年次の卒業研究では、3年次に配属された研究室で引き続き研究を進めることが可能です。学内には、化学系・生物系・医療系などたくさんの研究室があり、これらの中から自分の興味や進路・目標に基づいた研究室を選び、さらには大学院との連携を介して専門分野の知識や技能をより深いものへと発展させることができます。

4年制の教育目標・育成する人材

 生命創薬科学科では、薬学部の学科として他学部との差別化を図るとともに、大学院と連動した研究体験を通して、医療に貢献する創薬の研究者・教育者・専門技能者を育成します。「生命科学と創薬化学の急速な発展に貢献できる知識と技術、問題解決能力を修得し、新薬を開発したい」と考える研究志向の人材育成をめざすのが生命創薬科学科です。

4年制のカリキュラムの特色、独自の取り組み

 生命創薬科学科の特色は、独自カリキュラムに組み込まれた少人数制行動型授業にあります。1~2年次では物理化学、有機化学、生化学、薬理学などの生命科学と創薬化学の基礎科目を重点的に学びます。3年次に生命科学と創薬化学の専門科目、医療・衛生科目を学び、4年次は卒業研究を大学院研究教育と連動させ専門分野の知識や技術を活用する総合力を養います。特に3年次前期の「薬科学総合実習・演習I」では、生命科学系・創薬化学系・医療系の研究室から4つを選択し、希望した研究室をローテーションして自分の専門分野を決める準備をし、続く3年次後期の「薬科学総合実習・演習II」では、前期の実習での体験をもとに1つの研究室を選択し、そこで長期間のプレ卒業研究に従事して、将来携わりたい研究分野を見定めることができます。また、高い知識や技術力を早期に修得するため、大学院の科目が4年次でも履修できます。

4年制学科から大学院に繋ぐ研究期間

 生命創薬科学科の特色は、独自カリキュラムに組み込まれた少人数制行動型授業にあります。1~2年次では物理化学、有機化学、生化学、薬理学などの生命科学と創薬化学の基礎科目を重点的に学びます。3年次に生命科学と創薬化学の専門科目、医療・衛生科目を学び、4年次は卒業研究を大学院研究教育と連動させ専門分野の知識や技術を活用する総合力を養います。特に3年次前期の「薬科学総合実習・演習I」では、生命科学系・創薬化学系・医療系の研究室から4つを選択し、希望した研究室をローテーションして自分の専門分野を決める準備をし、続く3年次後期の「薬科学総合実習・演習II」では、前期の実習での体験をもとに1つの研究室を選択し、そこで長期間のプレ卒業研究に従事して、将来携わりたい研究分野を見定めることができます。また、高い知識や技術力を早期に修得するため、大学院の科目が4年次でも履修できます。

大学独自の奨学金制度

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