高崎健康福祉大学

6年制薬学科の特色

 少人数制教育で、入学後の早い時期から医療現場を体験させることなどで目標意識を持たせるほか、実験・研究を主体とする実習を数多く体験させることで問題解決能力を養えるようなカリキュラムを組んでいます。医療現場におけるコミュニケーション能力の向上を目的としてPBLを主体とするプレゼンテーションやレポートの作成などを通じて、知識の修得と同時に「わかりやすく説明する」能力の向上に取り組んでいます。

病院や薬局の実務実習について

特色や取り組み
 群馬県内の主要な病院と調剤薬局の協力を得て学生の希望により実習先を決定しているほか、県外出身者にはふるさと実習も行っています。実習終了時には全員が実習の成果についてポスター発表を行っており、病院や薬局の指導薬剤師の先生を招き、次年度に実務実習を行う学生も参加しています。

主な病院・診療所名

群馬大学医学部附属病院など⤾ 34カ所

主な保険薬局

群馬県内の市中保険薬局など⤾ 68カ所

アドバンスト教育

 4年次にはそれまでに修得してきた基礎科学の知識を卒業研究へと結びつける「薬学研究入門」や実務実習へ結びつける「実務事前学習」などの応用科目が用意されています。また6年次には実務実習での学習経験を生かして、総合的に疾病に対する薬物療法を検討する「疾病論」、「神経精神医学」、「次世代医療科学」などの科目が開講されます。

多職種連携教育の具体的な内容

 「チーム医療アプローチ論」では、多職種がチーム医療の中でどのような役割を果たしているのかを学び、薬剤師に期待されている役割を考えます。「チーム医療アプローチ演習」では、本学の医療系各学科の学生とともに多職種連携について学んだのち、学科横断の少人数チームで模擬症例に対する各専門分野からのアプローチを話し合い、発表・討論を行います。「実践チーム医療演習」では、群馬大学との提携により、医学生、看護学生などとチームを作り、医療現場で実際の患者に対して行う働きかけを考案・実施します。

多職種連携演習を行う医療施設名

群馬大学医学部附属病院など

薬剤師国家試験への取組み

 6年前期より国家試験を見据えたロードマップに従って、模擬試験や特別講義を実施しています。特に、弱点克服のための薬学総合演習では各分野に精通した教員が国家試験出題問題を研究し、国家試験対策に特化した講義も行っています。

卒業研究

 各自の希望に応じた研究室に所属し、各々が実験を伴う研究や文献研究などの個別の研究課題を与えられ、5年次から6年次の前期まで実施します。研究成果は卒業研究発表会で発表・討論するとともに、卒業論文としてまとめ提出しています。

大学独自の奨学金制度

https://www.takasaki-u.ac.jp/admission/p-admissions/support

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