2. 第109回薬剤師国家試験

 第109回薬剤師国家試験は、難易度が中位との評価。数字の上でも難易度に変化がなかったことを示しています。
 国公立大学や慶應義塾大学、北里大学、昭和大学、昭和薬科大学、東京理科大学は、成績が卒業基準に達していればそのまま卒業させます。卒業した学生が薬剤師国家試験を受験しますから、これらの薬学部の国試結果は調整なしの真の合格率です。
 新卒者の合格率は84.36%。これを下回った薬学部は31校で、国立は京都大学と熊本大学の2校でした。
 私立大学の29校が、新卒の平均合格率を下回りましたが、私立大学・新卒の合格率は83.71%。私立大学の平均合格率をみると東北医科薬科大学と神戸薬科大学、兵庫医科大学がこれをクリアしています。
 全体のデータ整理はこれから行いますが、京都大学と熊本大学についてデータをみてみました。
 ストレートの視点で見ますとこの2校は、以下のようになります。
https://yakkei.jp/contents/shingaku/kyoto-kumamoto.pdf
 深い意味はありませんが、入学試験時からの数字を並べてみました。
 なお京都大学は、一括募集の入試。4年次に学科振り分けを行なっています。

    PAGE TOP
    タイトルとURLをコピーしました