アマゾンファーマシーの影響

「街の本屋さん」と同じ経過を辿るか?

すでにAmazonが全国の調剤薬局と提携してAmazonファーマシーを展開しています。
アマゾンの参入で業界が弱体化したのが書店業界です。自宅にいながら本が買えるサービス。
ただでも出版業界は「紙離れ」が進み、本が売れない時代になっています。街の「本屋さん」にとって打撃です。そのため本屋さんが減少しています。
「同様のことが調剤薬局業界でも起きるのでは?」という声があります。
医師には、オンライン診療がベースにあり「風邪程度の疾患ならオンラインも可能だが、疾患によっては喉の様子を見たり、心音を聴くといった行為が必要」という指摘があります。
またクリニックとのマンツーマン薬局では、「わざわざネットで調剤・服薬指導という煩わしさがある」という意見も。
本屋さんとは少し違う環境があるようです。
ただし、大学病院など大規模病院などから処方箋は、ロボットを持つ薬局に送られて患者さんのもとに届けられ、データは服薬指導を担当する薬局に送信されます。門前薬局・敷地内薬局に影響を及ぼす影響があると考えられ、高齢者の利用率も課題です。
将来性を考える高校生には、薬局業界が大きな影響を受けて衰退しないか、採用抑制→調剤薬局の就職難とならないかという不安が広がる可能性があります。
しばらく様子を見る必要があるでしょう。

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