教授陣(実務家教員)の充実度と教育成果①

大学の教授は、大学院出身者でなければなることができません。ところが薬学科出身者の大学院進学率は極めて低く、「将来、薬学部の教員は薬科学科出身者が占めるようになるのでは?」との懸念があります。
 それは「薬剤師としての経験もなく、薬剤師国家資格もない教員に薬剤師養成を任せることになる」との考えです。しかし薬学部教員のほとんどが現場経験がないアカデミックな人材ですから臨床経験がないという点では同じです。

実務家教員
 薬学部に6年制が導入された時、薬剤師経験者を「実務家教員」として迎えました。
 薬学科の設置目的は、薬剤師の養成です。しかし薬剤師の仕事自体が変貌し、薬剤師資格を取得して調剤をしていれば一生食べていけるという時代ではなくなりました。薬剤師の仕事が対人業務中心になり、調剤ロボットが出現。小さな薬局でもロボットを持つ薬局に調剤業務を外注できる仕組みもできました。
 そのため臨床で患者さんと接し、様々な症例に触れ、経験に基づいた指導を行う「実務家教員」の存在が大きくなっています。
 皆さんは今、入試を突破することに専念していることでしょうが、現場を知っている先生から専門教育を受ける魅力にも目を向けてはいかがでしょう。臨床現場で培った生きた学びが得られると思います。
 そこで各薬学部の実務家教員について調べてみました(出典/薬学教育評価機構・薬学教育評価の結果と公表)。データはメンバーページに掲載します。

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