3.欠かせない存在であり続けるため

 薬学部入学に向けた受験勉強、薬学部での薬学教育、臨床を見据えた自己研鑽、専門薬剤師資格の取得、卒後教育と勉強の日々が続きます。その学びは、病院薬剤師に向けられた期待・信頼に応えるためのステップです。
 2021年6月の第13回薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会の取りまとめで「卒後臨床研修」が提案されました。
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001079346.pdf

臨床は変化し続ける

 薬剤師は、日常の臨床業務や災害現場での活動などから医療活動に欠かせない存在。もう、当たり前になりましたね。
 とくに臨床では、薬学部で学んだ知識(薬剤師資格)に加えて臨床経験など卒後教育の重要性が認められています。医療技術が進歩し、臨床の様子は日々変化します。
 毎日発表される何万という学術論文や学会発表、Natureなど学術誌の研究論報。
 中には、研究が発表されると翌日には臨床が変わるとまでいわれる研究があります。
 医師が治療方針を変えると薬剤師も対応しなければなりません。変化をキャッチした対応、提案する能力がなければ医療への貢献はできません。
 薬剤師の学びは、患者を救うための武器を身につけることでしょう。

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