同志社女子大学 薬学部

6年制薬学科の特色

 キリスト教主義、国際主義、リベラル・アーツの本学の教育理念のもとに、少人数制教育による症例検討などを通じて、患者の薬物療法上の課題発見・解決能力の育成に力を入れている。また、臨床コミュニケーション能力の醸成に向けて、接遇教育(1年次から開始)や模擬患者(SP)を導入した医療面接教育も重点的に取り組んでいる。一方、3年次秋学期以降は全員を各研究室に配属させ、従来の大学院修士課程レベルの薬学研究に取り組ませることで、臨床と基礎両面の研究能力を持つ人材を輩出する。

病院や薬局の実務実習について

特色や取り組み

 実習先の希望調査を実施し、可能な限り学生の希望に沿うように配当している。

実務実習を行う・主な病院・診療所名

 国立病院機構京都医療センター、 国立病院機構南京都病院、 国立病院機構大阪医療センター、京都大学医学部附属病院、奈良県立医科大学附属病院、京都岡本記念病院、京都田辺中央病院 120カ所

実務実習を行う・主な保険薬局

アイン薬局、ウエルシア薬局、サエラ薬局、さくら薬局、たんぽぽ薬局、ファルコ薬局、田辺まごころ薬局、たなべゆう薬局、きはら薬局 123カ所 調整機構により実習先を確保

アドバンスト教育

 3年次後期から研究室に配属し、基礎薬学研究、薬学研究Ⅰ、薬学研究Ⅱ、薬学研究Ⅲを履修し研究の基礎を学ぶとともに所属研究室の研究を遂行する。薬学研究Ⅲでは研究を完成させ、卒業論文をまとめ研究発表をする。また、6年次には特論科目を設け、より最新の薬剤師スキルを学ぶ。

多職種連携教育の具体的な内容

 現在、同志社女子大学と包括協定を結んでいる医療施設には、京都医療センター、南京都病院、奈良県立医大および京都田辺中央病院などがあり、多職種連携教育を計画中である。また、5年次は、近畿地区病院薬局実務実習調整機構が配分する薬局や病院薬剤部における臨地実習を通じて病院施設内や地域医療における医・薬・看協働連携や薬・薬連携を学ぶ。

多職種連携演習を行う医療施設名

 上記のとおり計画中

薬剤師国家試験への取組み

 6年次の4月に学力試験を実施、卒業論文発表会後の7月中旬から基礎科目(物化生)を中心とした補習講座を開始し、夏期休暇期間に国家試験問題に慣れさせる。秋学期からは「薬学特別演習」(必修科目)を全教員が担当し、国家試験に向けて薬学専門知識の統合的理解を深めている。また、5年次以下の学年にも学力試験や模擬試験を実施し、4年次には8~12月にCBT補習講座を行っている。さらに、総合薬学教育研究室を核として、「薬剤師国家試験対策講座」を定期的に開講している。

卒業研究

 3年次生に希望調査を行い、全員を研究室に配属する。3年次は『薬学基礎研究』、4年次は『薬学研究I』、5年次は『薬学研究Ⅱ』、6年次は『薬学研究Ⅲ』を履修し、卒業研究を行う。6年次の6月頃に発表会を行った後に、卒業論文を提出する

大学独自の奨学金

奨学金につきましては本学Webサイト下記URLをご参照ください。
https://www.dwc.doshisha.ac.jp/current/scholarship/public

㆞域のアパート・マンションのモデル家賃

 本学の学寮については、下記参照ください。
 https://www.dwc.doshisha.ac.jp/current/dormitory
また、近隣の下宿環境についても、下記参照ください。
 https://www.dwc.doshisha.ac.jp/current/dormitory/boarding

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