昭和薬科大学

派手さはありませんが優秀校の一つです。
 就職実績でもその特徴が表れています。
 昭和薬科大学の入学試験合格者をみると、神奈川県出身者が最も多く、次いで東京都出身の生徒です。東京都出身の学生も多く、入試の合格者を見ると多摩地区の高校名を見ることができます。JR南武線や相鉄線などの利用者と考えられます。さらに千葉県の高校名も。
 視点を神奈川県南部・静岡県東部の受験生に置くと、自宅から通学できる薬学部は「昭和薬科大学」が第一ターゲットになります。そのため就職活動で地元就職を考えると調剤薬局への就職が多くなるようです。薬学部を目指す高校生には、病院薬剤師を目指す傾向があります。就職した病院名からも地元色が感じられます。
 厚木市立病院・小田原市立病院・菊名記念病院・静岡市立静岡病院・ジャパンメディカルアライアンス(海老名総合病院)・順天堂大学医学部付属静岡病院・聖マリアンナ医科大学病院・総合相模更生病院・東海大学医学部付属病院・徳洲会グループ 湘南藤沢徳洲会病院・徳洲会グループ 茅ヶ崎徳洲会病院・徳洲会グループ 大和徳洲会病院・浜松医療センター・平塚市民病院・横浜労災病院など、多くの学生が地元就職を達成しています(2023年3月卒業生)。
 学生の男女比をみると女子学生は65.4%。企業への就職は地元を離れることになるため人気が薄いようです。
 地元就職で調剤薬局が多くなることを考慮しても地域への貢献度が高い薬学部といえます。就職率は極めて高く、注目の薬学部として紹介するのに相応しいでしょう。

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