●6年制学科のカリキュラムの特色
北海道大学では平成23年度から総合入試(「大くくり入試」)を実施し、前期試験では従来の学部別ではなく、理系一括で選抜を行い2年次より各学部・学科に分属する。
学生は大学入学後に十分な情報収集を行い進路を選択することができる。
北海道大学薬学部では、薬剤師養成に特化することなく、医療人としての薬学研究・教育者の養成にも等しく力を注いでいる。 このため、3年次1学期までは4年制の薬科学科と共通の教育カリキュラムにより、基礎学力の充実、先端生命科学・創薬科学の講義・演習・実習を修得し、その学問的基盤のうえに最新の医療薬学領域の知識・技術・技能とそれを修得するにふさわしいプロフェッショナルな医療人としての態度を学ぶことができるように構成されている。
●病院や薬局の実務実習 特色や取り組み
事前実習は本学部模擬薬局及び講義室において4年次第一学期に行なっている。
5年次の病院実習および薬局実習は、第I期と第II期にそれぞれ30名の学生が病院15名、薬局15名に分かれて実施している。
実習終了後、学生は実習報告書を提出する他、学生が企画・運営する成果発表会を開催している。
●病院実習先・薬局実習先
主な病院・診療所
北海道大学病院 1カ所
主な保険薬局
アイン薬局・ツルハドラッグ・ なの花薬局 3カ所 調整機構により実習先を確保
●アドバンスト(臨床)実習
特記事項なし
●多職種連携教育の具体的な内容
4年次の講義である「医療コミュニケーション論」では、本学医学部保健学科と合同で講義を開講しており、多職種との視点の違いなどを考える機会を与えております。
●多職種連携教育を行う医療施設名
該当する施設なし
●薬剤師国家試験への取り組み
国家試験対策として、模擬試験を3回実施している。その結果を踏まえ、国家試験対策教員より指導を行うなどして学生の学力向上を図っている。また卒業論文発表の時期を年内に行うことにより、国家試験に向けて取り組める時間を確保している。
●卒業研究について
【6年制】
5年次の薬学実務実習を終えた後に薬学卒業研究(5年後期、6年次)を行う。
本学の6年制学科では、医療現場で薬系医療従事者として活躍するとき、自ら問題点を見いだし、その解決策を提示することができる能力を培うための学問的な基盤を身につけることを目標としているため、卒業研究には十分な時間を割り当てている。
●4年制の教育目標・育成する人材
「豊かな教養と高い倫理観」「専門的な知識・技術・技能」「世界水準の研究」「高い問題解決能力と行動力」「国際的な視点と自己実現」を修得する。
●4年制学科のカリキュラムの特色、独自の取り組みなど
「研究する力」の醸成が重要であるとの考えに基づき、3年生後期から1年半の期間を卒業研究に割り当てている。
●オープンキャンパスの日程
オープンキャンパス 8月6日~8月7日
「詳細はホームページを確認」
https://www.hokudai.ac.jp/bureau/open24/
【問い合わせ先】
北海道大学アドミッション本部入学相談室窓口
011-706-7484
admission@academic.hokudai.ac.jp