返済が必要な貸与型奨学金に関する話です
学生と話していると「私は3つの奨学金を受けているから生活費には困ってないです」という人に出逢います。
奨学金は学費に使うつもりだったが、毎月の決まった日に入金がありつい生活費に使ってしまうという学生も。
奨学金の使い方は自由ですが、貸与型奨学金は返済が必要なお金です。
借りるときはありがたく感じますが、返すとなると負担に感じることが多いようです。
貸与・返還のシミュレーション
貸与型奨学金は長期にわたって返済しますので、無理のない返済計画がオススメ。日本学生支援機構のホームページに「貸与・変換シミュレーション」のページがあります。奨学金の利用と返済について調べておくといいと思います。
https://simulation.sas.jasso.go.jp/simulation/
奨学金の返済は卒業後です。学生個人との契約ですから大学を卒業すると本人が返還(返済)します。
ボーナス月など、余裕があるときに繰り上げ返済すれば返済期間の短縮、利息の節約になります。
月々の返済額がどのくらいになるか、知っておくといいでしょう。
奨学金返済を支援する制度
日本学生支援機構のホームページに地方公共団体の奨学金返済支援制度の情報もあります。卒業後の支援になりますが、頭の片隅においておく情報でもあります。
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/chihoshien/sosei/seido/index.html