3. 宮城で始まったモバイルファーマシー

 能登半島地震のニュースに触れると気の毒でなりません。輪島塗は生地から多くの工程があり、それぞれの工房の職人さんの活躍が工芸品としての器を作り上げてきました。その一人でも欠けると伝統工芸が失われるかもしれません。なんとか生活を立て直し、伝統を継続してほしいと願っています。
 被災地に派遣される医療団ですが、お薬がなければ治療が提供できません。また医薬に精通する薬剤師がいなければ適切な医療を提供することができません。
 宮城県薬剤師会が開発した「災害対応医薬品供給車両(モバイル・ファーマシー/MP)」には、ベッドやトイレ、洗面台が設置されており被災地に負担をかけない自己完結型の車両です。災害への派遣で、薬剤師を帯同させることで医療が充実したと言われます。薬剤師も緊急医療に欠かせない専門職になろうとしています。
 東洋経済オンラインがその活躍ぶりを紹介しています。
https://toyokeizai.net/articles/-/728230

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