大学入試でも、興味・関心は移り変わりがあります。
自身の学力や将来に対する希望の変化など、その要素は様々です。
少し解説を交えながら見てみましょう。
https://yakkei.jp/contents/shingaku/interest.pdf
最大の関心事は「大学情報」がトップでした。
大学・薬学部の情報・紹介は、55.1%を占めました。
「ブランドや評判、どんな教育をする大学か」という基本的な興味ですね。とくに都市型の薬学部には、人気が集まる傾向があります。しかし、入学者のデータをみると都心部にあればどこでもいいというわけではないようです。
次に関心が高いのが「ストレート卒業と国試合格」です。
37.6%という数値は、「国試合格実績」よりも高い割合でした。
入学すれば、全員が卒業・国試合格・就職していくという一般的な常識からすれば、ストレートという概念は考えにくいものかもしれません。
意外だったのが「学費・奨学金」についての反応が低いことです。
修業年限(6年)や学費は進学に大きな影響を与えるファクターです。しかし、高2の1月から3月の段階では、まだ薬学部とはどんな学部で・何を学ぶのかに注目しているのでしょう。
実際に進学を考えた時に、学費や奨学金を考えるようになると思います。志望校決定の時期といわれる6月から7月には、学費関連が増えてくるのではないでしょうか。
入試概要・入試結果
入試概要・入試結果は、26.3%の皆さんが興味をもった項目です。
「実際に入学できるか」というより、どんな入試科目(得意科目・不得意科目)があり、志願者など競争率を確認したのではないでしょうか。次第に時期が進むと、「果たして入学できるのだろうか?」という考えに変わるようです。
卒業生の就職実績
卒業生の就職実績に興味をもった生徒は12.4%でした。
「病院薬剤師になりたい」と目標をもって入学する学生が多いのですが、まだ6年-7年先のことですから就職は遠い存在なのでしょう。
薬剤師国家試験の合格実績
2.9%のアクセスが国試合格実績でした。どちらかといえば、ストレート国試合格実績に興味があるようです。
yakugaku-u(薬系進学)は、皆さんの興味・関心を満たす記事づくりを進めていきます。
なおデータは、興味・関心が高い33項目のアクセス数をベースにして作成しました。