千葉大学

6年制薬学科の特色

 薬剤師の資格と研究能力を活かし、各分野で指導的な役割を担う人材となるために必要な知識、論理的思考や表現の手段を学生が主体的に活用できる実践的教育の機会を効果的に提供する。

実務実習を行う・主な病院・診療所名

千葉大学医学部附属病院 1カ所

実務実習を行う・主な保険薬局

関東圏の薬局 
調整機構により実習先を確保 35カ所

アドバンスト教育

 病院実務実習において、医学部生、看護学部生と共に1人の患者を担当するクリニカルIPE実習を行っている。

多職種連携教育の具体的な内容

 必修授業で1年次から4年次まで、積み上げ式の医学部、看護学部、工学部(1年次のみ)との連携授業を行っている。本授業は、グループワークや演習、振り返りにより専門職連携能力と問題解決能力を身につけることを目的としている。1年次は、「患者とコミュニケーション」をテーマとし、入院患者へのインタビューや薬害被害者、がん治療患者闘病体験を聞き、医療の歴史の中で患者中心がどのように実現されてきたかを学ぶ。2年次は、「色々な専門職とチームビルディング」をテーマとし、地域の医療保健福祉施設を見学し、専門職の業務と連携について学ぶ。3年次は、「対立と解決」をテーマとし、模擬症例の中にある対立を構図化し、その解決方法を議論する。4年次は、模擬患者にインタビューし、専門職のコンサルテーションを経て退院計画を作成する。5年次は、一部の学生について、病院実務実習時に医学部生、看護学部生と一緒に一人の患者を担当し、治療計画を作成するクリニカルIPEを行っている。

多職種連携演習を行う医療施設名

 千葉大学医学部附属病院 他、千葉市内薬局、訪問看護ステーション等

薬剤師国家試験への取組み

 6年次に特別演習を行う。

卒業研究

6年制学科

 3年次後期から研究室に配属され、個々のテーマで研究を行い、学会等で成果を発表したり学術論文に投稿している。


4年制学科

3年次後期から研究室に配属され、個々のテーマで研究を行い、学会等で成果を発表したり学術論文に投稿している。

4年制の教育目標・育成する人材

 4年間の薬学基礎教育に加えて大学院修士課程2年間の少人数での薬学研究教育を経て、ライフサイエンス・創薬研究、行政要請研究や医薬品開発に能力を発揮できる人材の育成を目的としている。

4年制のカリキュラムの特色、独自の取り組み

 4年制課程では必修、6年制課程では選択という講義科目を用意している。「社会で活躍する薬学研究者」、「薬科学科基礎演習I及びII」、「薬科学研究概論」等の科目では、4年制課程学生を対象としたSGD、ワークショップ、研究室での早期体験や実際に社会で活躍するOB・OGとの交流の機会も設けている。

4年制学科から大学院に繋ぐ研究期間の確保

 3年次後期から研究室配属を実施している。また成績が良好な学生(GPA 2.8以上)は、学部の最終学年に大学院の講義科目を先行履修できる制度を設けている。先行履修で修得した単位は、大学院進学時に修了要件単位として認定している。この制度により、効率的かつ効果的な研究時間の確保に繋げている。

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