岐阜薬科大学

6年制薬学科の特色

 平成29年度から薬学科(6年制)のみの学生募集とした。薬学教育モデル・コアカリキュラムに示された一般目標と到達目標を達成するため、1年次から6年次まで系統的に学修できるよう関連性を配慮して授業科目を配置している。卒業後、薬剤師免許を取得の上、主に病院や薬局での臨床業務(高度医療、地域医療など)、国や地方の薬事および衛生行政の各分野で活躍できる人材を養成する『医療薬学コース』と、主に製薬企業や化学・食品・化粧品企業で研究者、生産・技術、学術、営業の各分野で活躍できる人材を養成する『創薬育薬コース』を設置し、3年次後期からいずれかのコース履修を選択する。いずれのコースでも、配置した科目は選択科目であり、それぞれのコースに特化したアドバンスト科目を含む。

病院や薬局の実務実習について

特色や取り組み

 岐阜県内の薬局と病院でそれぞれ11週間ずつの実習を行っている。教員による実務実習支援システムの確認や定期的な施設訪問により、円滑で質の高い実務実習となるよう支援している。

実務実習を行う・主な病院・診療所名

岐阜大学医学部附属病院
岐阜市民病院

実務実習を行う・主な保険薬局

Vドラッグ岐阜大学病院前薬局(連携薬局)
調整機構により実習先を確保

アドバンスト教育

 医療薬学領域については、代表的な疾患ごとに病状・投薬内容・検査値等について薬剤師の立場から詳細な検討を行い、患者・医療スタッフとどう向き合うかを、症例検討やPBL(problem-based learning)を通じて実践形式で学ぶ。また、学会や学術雑誌での研究成果の発表を通じて、研究を独自に推進できる能力を涵養する。

多職種連携教育の具体的な内容

 チーム医療教育を多職種メディカルケアチーム医療教育MMeCTE(エムメクティ)として実施した。多様な医療専門職を目指す学生が協働して、ひとりの患者の診断、治療、ケアを検討する重要性を認識できることを目的として開催した。薬学生・医学生・看護学生・歯学生・理学療法専攻学生・作業療法専攻学生・視機能療法専攻学生・ 食物栄養学科学生・歯科衛生士専攻学生などでグループを組み、退院時カンファレンスについてグループディスカッションやロールプレイなどを通して、他大学の学生たちと多職種連携の必要性などについて学習した。

多職種連携演習を行う医療施設名

 岐阜大学医学部、朝日大学歯学部、朝日大学歯科衛生士専門学校、平成医療短期大学看護学科・リハビリテーション学科、岐阜市立女子短期大学食物栄養学科、本学

薬剤師国家試験への取組み

 国家試験委員会を設置し、模擬試験や国家試験対策直前講習会等を実施している。

卒業研究

 3年次後期に研究室配属になり、卒業時まで「特別実習(卒業研究)」として薬学分野の最先端の研究に携わり、その成果を卒業論文としてまとめるとともに卒論発表(口頭発表)を行う。卒業研究を通して、課題発見・解決能力、論理的思考力、プレゼンテーション能力等も養う。

大学独自の奨学金制度

【村山記念奨学金】 給付制
受給資格:本学薬学科5年次に進級が確定した学生のうち、入学後の学業成績や勉学姿勢が特に優秀で、他の学生の範となる者。
概要:年額 250,000円(給付期間2年間(薬学科5、6年次))
【成長支援助成金(チャレンジ助成金)】 給付制
受給資格:将来に向けての目標を明確にもち、その夢の実現をめざして意欲的に取り組む者。
概要:年額100,000~500,000円
【村山記念国際交流奨学金】 給付制
受給資格:米国等にある姉妹大学への学生派遣に参加する者。
概要: 派遣1回毎につき200,000円~500,000円
本学HP掲載:https://www.gifu-pu.ac.jp/campuslife/scholarship.html

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