金沢大学

6年制薬学科の特色

  薬学類(6年制)では,健康や医療にかかわる諸課題の解決に挑戦する多様な「薬(くすり)専門人」の育成を理念としており,博士(薬学)の学位と薬剤師資格の両方を持つ「大学教員・研究者」,薬学の基礎から臨床までを熟知した上で更にプラスαの専門性を身に付けた「薬学プロ人材」,薬剤師に求められる知識・技能・態度に加えて俯瞰力・問題解決能力を身に付けた「主導的薬剤師」を養成するために,工夫された多彩なカリキュラムを用意している。
 まず,入学後2年間は徹底的に薬学の基礎知識を固めるとともに,研究マインドを醸成しながら,キャリア形成や社会的課題解決に関する科目を履修して自らの未来を積極的に設計する。各分野の実験スキルを身につける基礎実習は2年次からスタートし,3年次の第2クォーターには研究室に配属されて6年次まで先端的な課題研究に取り組む。並行して,自分の目指す進路に応じて選択科目を履修し,多様なキャリアパス科目を選択することができる。

病院や薬局の実務実習について

特色や取り組み
 病院・薬局実務実習は,北陸地区調整機構の調整により実施する。
主な病院・診療所名
 金沢大学附属病院,石川県済生会金沢病院等 21カ所
主な保険薬局
 金沢市近郊の薬局等(調整機構により実習先を確保) 24カ所

アドバンスト教育

 薬学類学生の目指す3つの将来像「大学教員・研究者」,「薬学プロ人材」,「主導的薬剤師」に向かって学生が学習できるように,段階的に,「医薬保健学基礎」,「薬学研究者入門」,「キャリア形成概論」等の科目を配置して,各職種の必要性を深く認識した上で,自らの興味と適性について考え,自らの将来設計を行いながら,将来に向けての学習が進められるようなカリキュラムを実現している。方向性を定めた後は,「大学教員・研究者」志向の学生には各専門分野に合わせたアドバンストの履修モデルが提供され,「薬学プロ人材」を志向する学生にはプラスαの専門性の基礎となる他学類の講義・演習科目を受講可能である。「主導的薬剤師」を目指す学生には医療系アドバンスト科目群が用意され,その一つとして,他の医療専門職と連携したチーム医療への知見を深める病棟等での「チーム医療実習」が5,6年次に提供される。

多職種連携教育の具体的な内容

 将来,医療機関や地域で,多職種が連携・協力する患者中心のチーム医療に積極的に参画するために,4年次の必修科目「多職種連携概論」において,病院薬剤部長や薬剤師会理事等の外部講師を招き,実際の事例を豊富に織り交ぜた講義を行っている。この講義では,薬局,病院,在宅医療,地域保健等の様々な場面でのチーム医療における多職種の役割と意義を学ぶ。
 このほか,5,6年次に医療系アドバンスト科目群の一つとして,さらに専門性や他の医療専門職と連携したチーム医療への知見を深めながら臨床研究の基本を学ぶ病棟等での実習「チーム医療実習」が用意されている。

多職種連携演習を行う医療施設名

 本学附属病院

薬剤師国家試験への取組み

 授業,実務実習の中では,薬剤師に求められている臨床経験や問題解決能力を身につけさせることによって,自ら薬剤師国家試験に取り組める基礎能力を日頃から培うと共に,6年次には授業時間外に学外講師による補習(集中講義)や模擬試験などを実施している。

卒業研究

 3年次の第2クォーターから,全学生が薬学の多様な専門領域の研究室から一つを選んで配属され,教員による指導のもと最先端の課題研究に取り組む。研究の進捗状況を研究室内のセミナーで発表してプレゼンテーションやディスカッションの能力を身につけ,優れた研究成果が得られれば積極的に学会や研究会等で発表している。国際的な共同研究も活発に行われていることから,海外の研究室への留学や国際学会での発表のチャンスもあり,これらの活動を通して研究力を身につけながら,大学院博士課程まで進学して卓越した人材になることを促している。

4年制の教育目標・育成する人材

 令和3年度に設置した医薬科学類(4年制)には,「創薬科学コース」と「生命医科学コース」の2つのコースが設置されている。「創薬科学コース」では医学の基礎的知識も身に付けた創薬科学研究者,「生命医科学コース」では薬学の基礎的知識も身に付けた生命医科学研究者の養成を目指している。大学院博士後期課程までの進学を視野に入れ,学類では次代の先進医療や新薬開発等のイノベーションにつながる先端的な医薬科学研究を展開できる研究基盤力を備えた人材を育成する。

4年制のカリキュラムの特色

独自の取り組み
 医薬科学類では,「医薬共通の基礎から各コースの深い専門性へとシームレスに学ぶ機会を提供する」というカリキュラムポリシーに沿った全国的にも珍しい独自のカリキュラムがある。早い段階から研究マインド・倫理観や国際性を育み,1年次には医学と薬学にまたがる専門基礎科目を履修し,医薬双方の基礎知識を身に付ける。2年次に各コースに分れた後は,各々の専門性を深化させる階層的な教育プログラムが用意されている。「創薬科学コース」では体内の様々な現象・反応や薬の化学的・物理化学的性質に関わる知識など創薬に必要な多岐にわたる専門分野を学び,「生命医科学コース」では人体の仕組みや病気のメカニズムなど医学・生命医科学領域の専門分野を学ぶ。コース選択後も,他方のコースの開講科目も部分的に履修可能である。3年次の第2クォーターからはそれぞれのコースに所属する研究室に配属され,先端の課題研究に取り組む。両コース合同の特別演習や課題研究発表会も予定されており,互いに切磋琢磨しながら大学院博士前期・後期課程まで進学することにより,創薬科学,生命医科学それぞれの分野において,世界レベルで活躍できる研究者を養成する特色あるカリキュラムとなっている。

4年制学科から大学院に繋ぐ研究期間

 3年次の第2クォーターから各コース所属の研究室に配属され,興味や専門性に応じた選択科目(他コース科目を含む)を履修しながら課題研究に取り組み、4年次には研究活動に専念して大学院進学や将来の世界的研究者を目指す基礎を固める。

大学独自の奨学金制度

 

地域のアパート・マンションのモデル家賃

●近隣アパート
 4~5万円程度
大学生協の住まい探し応援WEB(金沢版)
https://kanazawa.univcoop-sumai.jp/
●学生留学生宿舎
<先魁(SAKIGAKE)>
1ユニット外国人留学生6人と日本人2人の合計8人によるシェアハウス型
 寄宿料/月額22,270円
<北溟(HOKUMEI)>
1ユニット外国人留学生3人と日本人学生2人の合計5人によるシェアハウス型
 寄宿料/月額26,800円
※先魁,北溟ともに家具家電レンタル料,光熱水料等として額約10,000円が別途必要

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