松山大学

6年制薬学科の特色

 本学部のカリキュラムは薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠しており、現代の医療現場で求められる高い職業意識と高度な実践力を備えた薬剤師を養成するための内容の授業が各年次に順序だてて配当されています。
 具体的な特徴をあげると、低学年から医療人としての薬剤師を目指す覚悟と心構えを学び、病気と薬に関する知識を身につける学修を開始します。また、技能や態度を身につけるために必要な学内・学外実習を行うとともに、卒業までグループワークを継続し、薬剤師に不可欠なコミュニケーションやディスカッションの能力を養います。さらに理解度を深めるため、基礎系科目と臨床系科目を組み合わせた科目を設定しています。
 一方、薬学は化学、生物、物理などの基礎科学の知識を必須とする学問です。薬学部では「学習サポート制」を設け、それらの科目が苦手な学生でもスムーズに学習を進められるよう、入学後の早い時期からサポートしています。

病院や薬局の実務実習について

特色や取り組み
 当学部は愛媛県に唯一の薬学部であり、愛媛大学医学部附属病院をはじめとする愛媛県内の病院や薬局と提携し、充実した実習を実施しています。また、ふるさと実習も実施しており、県外出身地での実務実習も可能です。
主な病院・診療所名
愛媛大学医学部附属病院他、愛媛県内の病院 25カ所
主な保険薬局
愛媛県内の薬局 調整機構により実習先を確保 50カ所

アドバンスト教育

 5年次の病院・薬局における実務実習後に、学生の希望に応じて実施される「アドバンスト実務実習」では、医療現場の課題解決に取り組みます。愛媛大学医学部附属病院、松山市民病院、済生会松山病院等で実施しています。

多職種連携教育の具体的な内容

 多職種連携教育としては、4年次において愛媛大学医学部学生(医学科・看護学科)・愛媛県立医療技術大学学生(臨床検査学科)との合同授業(チーム医療学習)を実施しています。

多職種連携演習を行う医療施設名

愛媛大学医学部、愛媛県立医療技術大学

薬剤師国家試験への取組み

 薬剤師国家試験の合格は1年次から積み重ねた授業の成果であるため、全ての授業がより良いものになるよう、教員は随時改善に取組んでいます。それに加えて、クラウド型データベースを利用した自己学習支援アプリを利用できる環境を整えています。このアプリはPCだけでなくスマートフォン等の携帯端末にも対応しており、学内学外によらず空き時間を無駄なく活用できます。4年次からは課外授業としての受験対策講座や模擬試験があり、全ての学生が自主的に参加できるように時間割を設定しています。6年次になると受験対策講座は毎週末の開講になり、6年次後期では模擬試験をほぼ毎月実施しています。この結果を学生と指導教員が共有して、自己学習と個別指導による理解度向上に取組んでいます。

卒業研究

薬学科
 4年次から研究室配属となり、5年次、6年次と卒業研究を進めて行きます。各研究室それぞれで特色のある研究を行っています。6年次の夏に卒業研究発表会を行います。

大学独自の奨学金制度

1. 入学試験成績優秀者スカラシップ奨学金 (給付: 授業料全額または授業料半額)
2. 成績優秀者スカラシップ制度特別奨学金 (給付: 授業料半額)
3. 松山大学奨学金 (給付: 30,000円/月)
4. 松山大学薬学部提携特別教育ローン利子給付奨学金 (給付: 在学中の利子)
5. 松山大学温山会(同窓会)奨学金 (給付: 10,000円/月)

地域のアパート・マンションのモデル家賃

 松山市は全国的にも物価・家賃が低い県庁所在地です。気候は温暖で松山城を囲むように平地が広がっており、自転車があればどこへでも行けます。
 松山大学の立地する城北地区には愛媛大学も隣接しており、多数の学生マンションがあります。一人暮らしをする学生の家賃の平均は3万5000円弱です。

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