大阪医科薬科大学

6年制薬学科の特色

 1年次から最終学年までIPE(医薬看専門職連携教育)を実施し、医・薬・看それぞれの専門性や役割が体系的に理解できるカリキュラムとしています。チームの一員として信頼関係を築き、進化し続ける医療に遅れをとらない高度な知識と技能、そして高い生命倫理観とコミュニケーション力を身につけた、次世代に求められる薬学人を育てます。

病院や薬局の実務実習について

特色や取り組み
 5・5・1実習(大規模・中規模病院+神経科での実習) 
 病院実習11週間のうち、大阪医科薬科大学病院(大規模病院・5週間)と地域医療を担う病院(中規模病院・5週間)、加えて精神科専門病院や介護老人福祉施設等(1週間)との間でグループを組み連携を取りながら、それぞれの施設の特性・役割を学ぶことができる実習を実施しています。
 また、国立循環器病研究センターと連携協定を結び、学生にとってより充実した実習環境を構築しています。
主な病院・診療所名
大阪医科薬科大学病院 約120カ所 調整機構により実習先を確保
120カ所
主な保険薬局
ABC薬局 約190カ所 調整機構により実習先を確保

アドバンスト教育

 6年次に必修科目として「統合薬学演習」を配当し、実務実習で学んだ経験を含めた5年次までの学修成果を活かして、コアカリに示される代表的8疾患について分野横断的に症例検討することにより、様々な専門科目により修得した知識・技能・態度を統合したものとし、医療において薬の専門家としての役割を十分に果たせるために醸成させることとしています。そのほか、物理系、有機化学系、生物系、医療系、薬学臨床系のアドバンスト科目を選択科目として配当しています。

多職種連携教育の具体的な内容

 1年次では、医学部・薬学部・看護学部の合同講義「多職種連携1(医療人マインド)」にて、医療人としてふさわしい態度を身につけ、医療人としての自覚を育みます。
 2年次の「多職種連携2(医療と専門職)」では、様々な状況にある患者さんについて、医・薬・看それぞれの視点から意見を出し合うことで、患者さんの立場を多面的に理解する能力を養います。
 3年次の「多職種連携3(医療倫理)」や6年次の「多職種連携4(医療安全)」では、事例検討を通して、協働する各々の専門職の役割と責任に関して理解を深めます。
 また、大阪医科薬科大学病院で実習中の医学生・看護学生とともに、同じ患者さんを受けもち課題解決に取り組む「臨床カンファレンス」では、各職種の専門性やコミュニケーション能力を高めます。
 さらに6年次には「多職種連携地域医療実習」にて、医・薬・看の選抜チームが、高知県本山町の嶺北中央病院を拠点に、地域医療(高知県地域医療プロジェクト)の実習を行います。地域包括ケアシステムにおける、医療・介護・福祉の実情を肌で感じられるプログラムであり、医・薬・看それぞれの専門性を背景に、職種間のコミュニケーションと相互理解に基づく実践的な学びを深めます。

多職種連携演習を行う医療施設名

・大阪医科薬科大学病院
・本山町立国保嶺北中央病院

薬剤師国家試験への取組み

 薬剤師国家試験合格に向けて、模擬試験結果に基づいた学力別クラス編成による集中講義を行うとともに、学生個人の時間に合わせた学習を可能とするモバイル環境下での学習システムを導入しています。

卒業研究

薬学科
 4年次前期から6年次前期にかけて実施する「特別演習・実習」では、配属研究室の教員の指導のもとで薬学関連のテーマでの文献調査、基礎研究および応用研究を実施しています。具体的には、研究活動に参画するために必要な基本的知識、技能、態度について学んだ後、文献調査を通して研究目的と学術的意義を理解し、研究を進展させる能力を涵養しています。また、その過程において自然科学に挑戦する喜びと研究の醍醐味を体験することができるとともに、問題解決能力を醸成します。

大学独自の奨学金制度

・特待奨学金:前年度の学業成績優秀者(2~5年次)対象、最優秀者1名(30万円)、特別優秀者2名(各20万円)、優秀者4名(各10万円)を給付。
・一般奨学金(給付):経済的事情で学業の継続に支障を来たしている学生対象(各学年20名程度)、毎月3万円給付。
・特別奨学金:経済的事情で学業の継続に支障を来たしている学生対象(各学年15名程度)、毎月3.5万円貸与、1.5万円給付。
https://www.ompu.ac.jp/campuslife/pharm/scholarship.html

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