1. 奨学金制度は重要な選択肢

自治体が提供する奨学金制度を利用する

 住民サービスの一環として奨学金制度がある自治体もありますので、居住する県や市のホームページを調べてみましょう。
 奨学金の返済を支援するサービスもあります。地方創生の一環として、企業や医療機関に就職する人を支援する制度です。自治体と就職した企業が奨学金返済を肩代わり。日本学生支援機構の奨学金を利用している学生を対象に、一定期間の勤務と居住を前提に助成が受けられます。
 「都道府県における奨学金返還支援制度」と「市区町村における奨学金返還支援制度」があります。

貸与型奨学金・教育ローンは国や公的資金を軸に考える

●独立行政法人 日本学生支援機構
 貸与型奨学金は、契約者本人(学生)が卒業後に返済します。日本学生支援機構の第一種奨学金は無利子。奨学金は、指定した金融機関に一定の金額が毎月振り込まれます。
●教育ローン
 入学前にまとまったお金(初年度納入金など)が必要という時、保護者が借入れます。保護者の信用・財産をもとに融資を受け、返済は契約者(保護者)が行います。基本的には融資の翌月から返済が始まり、在学期間中は利子だけを返済できる金融機関もあります。
●日本政策金融公庫
 「国の教育ローン(教育一般貸付)」は、学生1人につき融資限度額が高く、返済期間も長いのが特色です。独立行政法人日本学生支援機構の奨学金と重複しての利用も可能です。

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