AIと薬剤師。それぞれの得意を生かして患者の治療に貢献

 処方された医薬品の鑑別は薬剤師の仕事です。医薬品が患者の体質に合わなかったり、薬を変える、また投与量を変更するかも知れません。AIは、それを学習してますます賢くなっていきます。
 医療AIは、標準化をめざしていますが、病院にはがん専門病院があれば循環器や感染症を専門とする病院もあります。AIが最新の論文から最適な薬を選択しても、未承認の薬かも知れません。その調整を行うのが薬剤師でしょう。
 医療AIを自身の病院にマッチングするカスタマイズを担当したり、病院が採用する医薬品の情報入力や更新、患者の服薬情報をまとめるのは薬剤師。患者に対する服薬指導や病棟活動はAIより薬剤師が優れています。
 それぞれの強みを発揮して治療に貢献するのではないでしょうか。

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