情報共有の面では、日常の診療活動から得られるデータもあります。
コロナ禍の影響で製薬会社との情報交換はオンラインが主流になりました。医療現場は、業務が効率化したと好感をもっているようです。製薬会社が行うオンラインセミナーも場所を選ばず受けられると医療関係者にも好評といます。
これからWEB問診、オンライン服薬指導などが進めば、医療機関のDX化は避けられません。またソフトウェア技術と医学的エビデンスに基づいた疾患治療用プログラムを提供する会社が登場するなど、医療現場はどんどん進化していきます。
システムの導入は医療機関にとって大きな負担になりますが、この分野もサブスクが取り入れられ、導入が容易になっています。とくに薬剤師は、汎用性が高い製品をそれぞれの病院に最適化するカスタマイズ やメンテナンスに携わる可能性があり、デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する勉強も必要になりそうです。